OPPO Reno7 Aは、2022年6月に発売されたOPPOのミドルレンジスマホ。
日本向けに開発されているReno Aシリーズの1台であり、発売からもうすぐ3年が経過する現在も現役で使用しているユーザーは多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、OPPO Reno7 Aは何年まで・いつまで使えるのか?今から購入するのはアリなのか?機種変更する場合のおすすめ機種は何なのか?などを解説します。
Reno7 Aユーザーは、ぜひ参考にしてみてください。
OPPO Reno7 Aはいつまで使える?
結論から述べると、2025年以降もOPPO Reno7 Aは安全に使用できます。
ただし、2026年6月以降も使い続けるには多少のリスクが伴うので、もし現時点で動作がカクカクしたりバッテリー持ちが悪くなったりしているのなら早いうちに買い替えてしまうのがベスト。
判断基準は主に以下の3つのポイントです。それぞれ詳しく解説していきます。
- Reno7 Aのスペックと性能
- サポート状況
- Androidバージョン
Reno7 A(CPH2353)のスペックと性能
まずはOPPO Reno7 Aのスペックについて。
項目 | スペック |
---|---|
SoC | Snapdragon 695 5G |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
パフォーマンスに直結する部分をまとめると上の表の通りです。
SoCのSnapdragon 695 5Gは、2021年10月に発表されたオクタコアのチップセットです。実はこのチップセット、2022年以降国内のミドルクラスのスマホがこぞって採用しており、Reno7 Aの後継モデルであるReno9 Aにもそのまま採用されています。
そんなに人気なのであればさぞ高性能なのかと思われるかもしれませんが、ハッキリ言って性能は並。人気の理由は後継のチップセットであるSnapdragon 6 Gen 1の
- 生産が追い付かなかった
- 価格が高かった
- 世界的に695 5Gの在庫が余っておりお得に入手できた
など、生産や流通に関係するものであり、消費者としてはなかなか新しいチップセットを採用したモデルが登場せずもどかしい思いをすることに。
登場から4年が経とうとしている今も第一線で活用するのは少々厳しく、実際Reno7 Aを使用していて動作のもたつきやゲームを快適にプレイできないと感じている方も多いのではないでしょうか。
動画視聴やSNSなど、用途を限定した使い方であればストレスも少ないので、サブ機としてであればまだ活躍は見込めそうです。
サポート状況
OPPOは、公式サイトでスマホの修理受付終了日を案内しています。
案内によると、OPPO Reno7 Aの修理受付終了日は2026年6月30日に予定されています。つまり、2026年7月を過ぎるとReno7 Aに不具合や故障が発生しても修理してもらえないほか、パスワード忘れの際の初期化やバッテリー交換もできません。
割り切って使用することはできますが、万が一のときのリスクを抱えながらということになってしまいます。
性能に不満を抱え期限ギリギリまで使うよりは、早めにお得な機種に乗り換えてしまった方がスッキリと使えるのではないかと思います。
Reno7 AのAndroidバージョン
OPPO Reno7 Aの最新のソフトウェアは、Android 13ベースのColorOS 13。楽天モバイルやワイモバイルから販売されているモデルの場合は、Android 12ベースのColorOS 12です。
世間では既に2~3世代先のAndroid 15を搭載するスマホも多くなってきているなか、Reno7 Aは今後のOSアップデートが見込めず、このままだと一部のアプリが使えなくなる可能性も否めません。
また、今後の定期的なセキュリティパッチの更新にも期待ができなくなってくるので、セキュリティ面にもやや不安が残ります。
Reno7 Aを今から購入するのはアリ?ナシ?
OPPO Reno7 Aを今から購入するのはアリなのか?ナシなのか?
個人的な見解としては、中古・新品を問わず購入はおすすめしません。
前述の通り性能・修理受付・OSアップデートといった観点から考えると不安要素が多く、今からReno7 Aを購入するのはよほど愛着がないかぎりはおすすめできません。
意地でも使い続けるための注意点
現在Reno7 Aを使用しており、できるだけ他機種に買い替えたくない場合は、
- 動作のカクつき・もたつきなどには目をつむる
- セキュリティ対策をする(不審なサイトへのアクセスや野良アプリのインストールをしない、クレジットカードの登録を避けるなど)
- アプリをアップデートする・インストールするときは対応のAndroidバージョンをチェックする
といった注意が必要です。
サブ機として動画専用機・通話専用機のように、一部の用途に特化させて使うのはアリだと思います。
Reno7 Aから機種変更するのにおすすめのスマホ
最後に、OPPO Reno7 Aからの機種変更を考えている方向けに、Reno7 Aと同じミドルクラスのおすすめスマホをいくつかピックアップして紹介します。
Nothing Phone (3a)

Phone (3a)は、2025年4月8日に発表されたNothingの新型ミドルレンジスマホ。
プロセッサーにはSnapdragon 7s Gen 3を採用しメモリも8 or 12GBと十分な容量が内蔵されているので、AIやゲームなどをカジュアルに楽しむ分には十分なパフォーマンスに仕上げられています。
カメラ性能も高く、サムスン製のメインカメラとソニー製の望遠カメラ、超広角カメラを組み合わせたトリプル仕様。日本向けのローカライズも怠っておらず、おサイフケータイやeSIMも利用可能です。
また、Nothingらしいシースルーデザイン(スケルトンデザイン)も健在。特に、楽天モバイルではホワイトとブラックに加えて限定カラーのブルーも取り扱われるのでぜひチェックしてみてほしいです。
OPPO A79 5G

OPPO A79 5Gは、2024年2月に発売された低価格なスマホ。
ポジションとしてはReno Aシリーズよりもワンランク下のエントリーモデルではあるものの、実際に使ってみた限りではSNSや動画視聴、Webでの調べものといったライトな用途であれば動作には全く不満がありません。
定価で3万円を切る格安モデルながらIP54の防水防塵やおサイフケータイにも対応しており、Reno7 Aでこれらの機能に恩恵を感じていた方でも安心して乗り換えられます。
特に、楽天モバイルで回線ととセットで購入すると大幅なポイント還元を受けられるので、元々の価格の低さに加えてさらにお得にゲットできます。
参考OPPO A79 5G レビュー。口コミ・評判やReno9 A・A77との違いも比較
関連OPPO A79 5Gにおすすめの格安SIM・回線は?実機を使って検証
OPPO Reno11 A

OPPO Reno11 Aは、2024年6月に登場したReno Aシリーズ最新のミドルレンジスマホ。Reno7 Aから9、9から11へと続く直接の後継モデルにあたります。
プロセッサーも2023年に登場したDimensity 7050に変更されているほか、メモリも8GBに増量されており、パフォーマンス面ではReno7 Aよりも圧倒的に余裕があります。
また、独自のシステム劣化防止機能などの搭載により最大で4年間は快適な動作を維持できるとされており、Reno7 Aから乗り換えたあとも長く使っていきやすい点も魅力です。
もちろん、防水防塵とおサイフケータイにも対応。楽天モバイルでは回線とセットで販売されているので、大幅なポイント還元を受けつつお得に購入できます。