OPPO Japanは、6月20日にOPPO Reno Aシリーズの新型スマホ「OPPO Reno11 A」を発表しました。
本日6月20日より予約受付が開始され、6月27日から発売される予定です。
OPPO Reno11 Aの特徴

Reno11 Aは、シリーズ最大となる約6.7インチの有機ELディスプレイを搭載するミドルクラスのスマホに仕上げられています。
ベゼルの極薄化により画面占有率は93.4%を実現。リフレッシュレートも従来の90Hzから120Hzへと向上し、滑らかで快適な操作を体験できます。

Reno7 Aから変更がなかったプロセッサーもテコ入れされており、新たにDimensity 7050を採用。
メモリとストレージは従来通り8GB / 128GBを搭載し、ストレージに空きがある場合に最大16GB相当のRAMを拡張する機能も搭載されるため、ミドルレンジながらサクサクとした軽快な動作を実現しています。
なお、ストレージはmicroSDカードによる拡張にも対応するので、足りない分は自由に追加可能です。
また、OPPOが独自に「トリニティエンジン技術」と呼ぶ
- アプリデータ圧縮技術
- システム劣化防止機能
- パフォーマンス最適化
等の機能により、快適な動作を最大で4年間継続できるのも特徴です。
バッテリーもシリーズで最も大容量は5000mAh。SUPERVOOC急速充電器を使用すれば、最大67Wの急速充電も利用できます。

カメラはメインの広角+超広角+マクロのトリプル仕様。メインの広角カメラは、4800万画素から6400万画素へと画素数がアップしており、従来よりも細部まで丁寧に描写した写真を撮影できます。
人気のポートレート撮影は2倍ズームに対応。また、生成AI機能を活用した写真編集機能も搭載されています。
- AI消しゴム機能:撮影時に入り込んだ不要な物を簡単に消去して背景を馴染ませる
- クリッピング機能:被写体をワンタッチで正確に切り抜ける
- モザイク機能:スクリーンショットのプライバシーを保護
また、地味ながらインカメラの画素数も向上しているので、セルフィーを綺麗に撮影したい方にもおすすめのスマホと言えます。

Reno11 AはFelicaにも対応しているので、おサイフケータイやマイナンバーカード機能なども利用可能。
IP65の防塵・防水にも対応しています。
スペック
Reno11 Aの主なスペックをまとめると以下の表のようになります。
比較項目 | Reno11 A |
---|---|
ディスプレイ | ・約6.7インチ ・有機EL ・2412 × 1080(フルHD+) ・リフレッシュレート最大120Hz |
カメラ | メインカメラ ・約6400万画素 ・F1.7 超広角 ・約800万画素 ・F2.2 マクロカメラ ・約200万画素 ・F2.4 |
インカメラ | ・約3200万画素 ・F2.4 |
チップセット | Dimensity 7050 |
メモリ / ストレージ | 8 / 128GB |
バッテリー容量 | 5000mAh |
充電速度 | 有線:67W |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth v 5.2 |
サイズ | 約162×75×7.6mm |
重量 | 約177g |
その他 | おサイフケータイ対応 デュアルSIM対応(nanoSIM+eSIM) 生体認証:顔/指紋 |
対応バンド
OPPO Reno11 Aの対応バンドは以下の通りです。
種類 | 対応バンド |
---|---|
5G | n1/n3/n28/n41/n77/n78 |
4G FDDLTE | Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28 |
4G TD LTE | Band 38/39/40/41/42 |
Reno11 Aと組み合わせて使用するおすすめの回線・キャリアも解説しているので、興味のある方は以下の記事も参考にしてみてください。
Reno9 Aとの比較
OPPO JapanがXで匂わせていたReno11 Aのスペックは、全てReno9 Aと比べて向上しているポイントでした。
その他、Reno9 Aから変更された主なスペックをまとめると以下の通りです。
比較項目 | Reno9 A | Reno11 A |
---|---|---|
メインカメラの画素数 | 4800万画素 | 6400万画素 |
インカメラの画素数 | 約1600万画素 | 約3200万画素 |
ディスプレイ | 6.7インチ 2400×1080 90Hz | 約6.7インチ 2412×1080 最大120Hz |
バッテリーと充電速度 | 4500mAh 有線:18W | 5000mAh 有線:67W |
SoC | Snapdragon 695 5G | Dimensity 7050 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
プロセッサーについては、2022年発売のReno7 AからReno9 Aまで2年連続でSnapdragon 695 5Gが採用されてきました。
Reno9 A発表時にはSoCの変更がないことに対する不満の声も多く聞こえたため、Reno11 AでDimensity 7050が搭載されることでポジティブな反応が期待できます。
また、カメラの画素数もReno5 Aでは6400万画素であったのに対して、Reno9 A・Reno7 Aと4800万画素が続いていました。
ただし、画素数が高いほど取り込む光量が少なくなりやすいことから高画素=高画質とは言えません。
つまり、Reno11 Aでは「再び高解像度のカメラを搭載できるほどセンサーのクオリティも向上している」ことに期待できるというわけです。
価格と発売日
OPPO Reno11 Aは、2024年6月20日に発表・予約受付が開始されており、6月27日に公式サイトやAmazonにて発売される予定です。
なお、先代のReno9 Aの直販価格は税込46,800円、Reno7 Aの直販価格が税込44,800円であったことから、Reno11 Aの価格も税込4.5万円前後になるものと予想されます。
価格は予想通り税込48,800円でした。購入を検討している方はぜひ以下から詳細をチェックしてみてください。
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